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「降水量と水の“持ち分”」

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インフォグラフィック作成:@wsra

 この夏、たび重なる大雨災害で被害を被った人々がいたり、“ゲリラ豪雨”がごく普通に頻発したりしています。吉野川水系や利根川水系などのダムでは貯水率が下がって取水制限措置がとられる(2013年8月末現在)など、実際わたしたちは水不足の不安とも背中合わせに生きています。

 日本の降水量は世界平均の2倍近くありますが、人口も多いため日本人ひとりあたりの水の持ち分はこんなに少ないのです。足りている間は問題になりませんが、渇水になると、途端に水不足のリスクが高まります。その危うさ、こうして絵で見るとゾッとしませんか?

 ではダムをもっと造ればいいのではという意見もありますが、この狭い国土で、自然/生態系を破壊することがそのまま大きな負の遺産になっていくことは否めません。

 水の問題に興味を持ってネットを検索してみると、目をみはる情報がたくさんヒットします。地球上にある水はその大部分が海水で、仮にその全量が2リットルのペットボトル1本分だとすると、わたしたちが使える淡水の量は1滴にもならないほど微量なのだそう。

 節水と聞くと、不自由で重苦しい気分になるかもしれませんが、水の無駄遣いに注意することなら今日から始められそうですね。 ***

 フランスの女性ジャーナリスト、マティルド・セレルが書いた『コンバ』には、節水などエコロジー関連のトピックが満載。今日から1人でもできるアクションが多数紹介されています。

 

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2016-07-29 | Posted in インフォグラフィックComments Closed 
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