出版便り

Tower Records『だけど、誰がディジーのトランペットをひん曲げたんだ?-ジャズ・エピソード傑作選』

『だけど、誰がディジーのトランペットをひん曲げたんだ?―ジャズ・エピソード傑作選』
ブリュノ コストゥマル (著) 鈴木 孝弥 (翻訳)

下記の全国タワーレコード各店舗&タワーオンラインでも販売中です。

札幌ピヴォ店 北海道札幌市中央区南二条西4丁目ピヴォ 7F / 8F TEL:011-241-3851
仙台パルコ店 宮城県仙台市青葉区中央1-2-3仙台パルコ 8F TEL:022-264-9462
渋谷店 東京都渋谷区神南1-22-14 TEL:03-3496-3661
新宿店 東京都新宿区新宿3-37-1フラッグス 7F – 10F TEL:03-5360-7811
池袋店 東京都豊島区東池袋1-50-35池袋P'パルコ 5F / 6F TEL:03-3983-2010
秋葉原店 東京都千代田区神田花岡町1-1ヨドバシAkibaビル 7F TEL:03-3251-7731
吉祥寺店 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-19-1ヨドバシ吉祥寺 6F TEL:0422-21-4571
町田店 東京都町田市原町田6-2-6町田モディ 6F TEL:042-710-2161
柏店 千葉県柏市柏1-2-8システムランドビル 4F / 5F TEL:04-7166-6141
横浜モアーズ店 神奈川県横浜市西区南幸1-3-1横浜岡田屋モアーズ 6F TEL:045-321-6211
静岡店 静岡県静岡市葵区紺屋町6-7静岡パルコ 7F TEL:054-275-5541
名古屋パルコ店 愛知県名古屋市中区栄3-29-1名古屋パルコ東館 6F TEL:052-264-8545
名古屋近鉄パッセ店 愛知県名古屋市中村区名駅1-2-2近鉄パッセ 9F TEL:052-586-3155
梅田NU茶屋町店 大阪府大阪市北区茶屋町10-12NU chayamachi 6F / 7F TEL:06-6373-2951
梅田大阪マルビル店 大阪府大阪市北区梅田1-9-20大阪マルビル B1F TEL:06-6343-4551
難波店 大阪府大阪市中央区難波千日前 12-22難波センタービル 4F / 5F / 6F TEL:06-6645-5521
京都店 京都府京都市中京区河原町通四条上る河原町OPA 9F TEL:075-212-7058
神戸店 兵庫県神戸市中央区雲井通7-1-1ミント神戸 6F TEL:078-262-8101
福岡店 福岡県福岡市中央区天神2-11-2ソラリアステージビル 3F / 4F / 5F TEL:092-722-4611

 

2011-12-22 | Posted in 出版便りComments Closed 

 

『だけど、誰がディジーのトランペットをひん曲げたんだ?-ジャズ・エピソード傑作選』in 広島

広島の書店様、ありがとうございます!


紀伊國屋書店広島店

ジュンク堂書店広島店(福屋)1

ジュンク堂書店広島店(福屋)2

丸善&ジュンク堂書店広島店(天満屋)


路面電車も走り、ほんとにいい町です。

 

 

2011-12-16 | Posted in 出版便りComments Closed 

 

談志本&『だけど、誰がディジーのトランペットをひん曲げたんだ?-ジャズ・エピソード傑作選』

 立川談志師匠が亡くなってから、ファンの一人として喪失感と寂寥を日々感じています。
 今どこの書店でも談志追悼コーナーが設けられていて、あらためて談志の存在の大きさを思い知る次第です。三省堂書店神保町本店などはほとんどのフロアに談志コーナーが設けられていました。

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2011-11-30 | Posted in 出版便りComments Closed 

 

『だけど、誰がディジーのトランペットをひん曲げたんだ?-ジャズ・エピソード傑作選』発売!

 『だけど、誰がディジーのトランペットをひん曲げたんだ?―ジャズ・エピソード傑作選』に出てくるアーティストの作品がチェックできる特設サイトを作ってくれた「Soundfinder」のS氏に誘われて、新宿紀伊国屋書店本店隣のビルのディスクユニオンに隣接する音楽書籍専門ブックショップ「book Union」に行ってきました。

 入った瞬間に「うお!いい店!」と背筋が伸びるほど、知的好奇心を刺激する「気」が漂っています。
 こうしたスタイルの音楽専門書店はおそらく日本で初めてでしょう。さらにユニークなのは、こちらも日本初、いや世界初であろう書籍関連商品を専門に扱う「BIBLIOPHILIC」も同居していています。「本のある生活」をコンセプトに本棚やブックカバー、しおり、ブックライトなどのハイセンスで素敵な商品が揃っていて、本好き・音楽好きの新たな「名所」として楽しめると思います。
 ちなみにこちらでも『だけど、誰がディジーのトランペットをひん曲げたんだ?―ジャズ・エピソード傑作選』を扱っていただける予定ですのでご期待ください!
 

@
http://www.ukara.co.jp

 
 そして朗報です!
 そろそろ配本されているかも!?と思って、紀伊国屋新宿本店とジュンク堂書店新宿店を訪問したところ、案の定、すでに配本されていて、嬉しいことに<平積み>と<面出し>で販売していただいていました!!ありがとうございます!

 


紀伊国屋新宿本店↑

 

 


ジュンク堂書店新宿店↑

 

http://www.ukara.co.jp

2011-11-27 | Posted in 出版便りComments Closed 

 

事前注文を頂いた書店様リスト『だけど、誰がディジーのトランペットをひん曲げたんだ?-ジャズ・エピソード傑作選』


『だけど、誰がディジーのトランペットをひん曲げたんだ? 〜 ジャズ・エピソード傑作選』 
著者 Bruno Costemalle / ブリュノ・コストゥマル 訳者 鈴木孝弥
B6 判・256 頁
ISBN 978-4-904668-00-9 
定価:1,680 円(本体1,600 円+税)
発行・発売:うから

(株)うから へ事前に注文をいただいた書店のリストを掲載します。
店頭に並ぶ日は、いくつかの要因により一律ではありません。
遅くとも11月末には事前に注文をいただいている書店の店頭には並ぶと思います。

 
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2011-11-21 | Posted in 出版便りComments Closed 

 

『東京の交通100年博』と『都電懐かしの街角』

 両国の江戸東京博物館で開催されている『東京の交通100年博』に行ってきました。

 今では、地下鉄が都民の主要な交通手段ですが、明治から昭和40年代までは、「都電」が都民の足だったわけです。

 東京オリンピックに照準を合わせた都市開発により地下鉄がどんどん伸びて「首都圏」は大きく拡大していくわけですが、都電が走っていた路線内こそが由緒正しき「東京圏内」だと思いました。つまり当時の感覚では都電の路線外は、「東京の郊外」という感覚。

 だから、今と比べて都民の距離と時間の感覚ももっとゆったりしていたんだろうなと思いました。

 東京の100年間にわたる交通の歴史を俯瞰できる展覧会です。


『都電懐かしの街角』もミュージアムショップで販売中です!

2011-07-20 | Posted in 出版便りComments Closed 

 

今年は都電誕生100周年

 本年が「都電誕生100周年」であることを弊社では勝手に記念して、『都電懐かしの街角』書店販促キャンペーンを実施!ということで、都内の主要書店さんに販促訪問を行っております。
 どの書店さんも温かく対応していただきありがとうございます。

 以下現在までの訪問順です。

「丸善日本橋店」
夏目漱石が万年筆や洋書を買ってた老舗中の老舗です。

 

 

「八重洲ブックセンター本店」
入り口の薪を背負って、本を読む二宮金次郎像で有名です(写真には写っていません。すいません)。

 

 

「丸善丸の内本店」
クールでハイセンスな丸の内オアゾ内にあります。

 

 

 

 

「書泉ブックタワー」
秋葉原の書店といえばここです。

 

 

 

 

「書泉ブックマート」
オタクカルチャーでは向かうところ敵なし。

 

 

 

 

「書泉グランデ」
7Fの鉄道コーナーの充実ぶりは宇宙一です。「都電懐かしの街角」刊行時は、このお店だけで600冊(!)売っていただきました。恐るべしです。

 

 

 

 

「三省堂書店神保町本店」
本の町、神保町のフラッグシップ書店というべき存在。

 

 

「紀伊国屋書店新宿本店」
東京の書店の横綱です。

 

 

「紀伊国屋書店新宿南店」
高島屋に隣接してあります。若者層を意識した、新宿本店とは微妙に違う品揃えです。

 

 

「ジュンク堂書店新宿店」
エレベーターのドアが開いた瞬間に本好きにはたまらない素敵な空間が出現します。

 

 

「旭屋書店池袋店」
東武の中にあって、広いワンフロアを楽しく回遊しながら本を選べます。

 

 

「ジュンク堂書店池袋本店」
名実ともに日本一の書店だと思います。

 

 

「リブロ池袋店」
ブロックごと分けられた売り場で、様々な主張がコンパクトにある感じです。

 

 

「ブックスルー・エ」
チェーンではない、吉祥寺地場の有名老舗書店です。選書のエッジはききまくりです。

 

 

「ジュンク堂書店吉祥寺店」
旧伊勢丹ビルの中にあります。ジュンク堂なので、品、質、量どれを挙げてもいうまでもありません。

 

 

 

 

「文教堂書店渋谷店」
ワゴンでいろんなフェアをやっていて、楽しいです。

 

 

「ジュンク堂書店渋谷店」
東急本店内にあります。客層もアッパーな感じです。

 

 しかし、暑いですが、頑張りたいと思います。

 

 

 
2011-06-30 | Posted in 出版便りComments Closed 

 

都営交通100周年記念特別展

1911年に「東京市電」が誕生してから今年で100年です。以後、市電は都電となり、都民の足として親しまれましたが、東京オリンピック開催にあわせた都市計画で徐々に廃止となり、今では<>都電荒川線を残すのみとなっています。
都電が走る、古きよき東京の街並み満載の『都電懐かしの街角』もあわせて何卒よろしくお願いします!

都営交通100周年記念特別展
「東京の交通100年博〜都電・バス・地下鉄の“いま・むかし”〜」の開催
 

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2011-06-10 | Posted in 出版便りComments Closed 

 

【書評】都電 懐かしの街角〜昭和40年代とっておきの東京

 

『都電 懐かしの街角〜昭和40年代とっておきの東京』 紹介各紙

 


『進学レーダー 2005年5月号 「特集:読書で合格!」』

「鉄研OBの手がけた本で思わぬ出会い」


 武相の鉄道研究同好会のOB達が、鉄道関係の出版物やDVD・ビデオソフトなどの企画・製作集団BRCプロを結成し、活躍しているが、04年12月、写真集『都電 懐かしの街角 昭和40年代とっておきの東京』を出版した。
撮影は、鉄道写真家・天野洋一で、氏は本書の刊行を待たず亡くなったが、病床でも写真のセレクトにあたっていたという。
 同書の表紙は、昭和45年当時の都電・飛鳥山駅ホームで遊ぶ子どもたちの写真だが、刊行してまもなく、「写っているのは小学校時代の私と友人達です」という連絡が出版社にあった。その人は知人に教えてもらって驚き、また懐かしくもあったそうだ。
 武相・鉄研の顧問・山田京一先生は、
「同会は、鉄道オタクになってはいけない、がモットーです。今回のように、鉄道を介した人と人のつながりを実際に体験したことは、生徒たちに良い刺激になったと思います。」と話す。  

 


『デーリー東北 2005年2月1日(火) 朝刊』
「今や消え去った貴重な昭和を記録」


 1972年(昭和47年)、荒川線を残して廃止されるまで、都電は当たり前のように東京の風景に溶け込んでいた。都電とそれに寄り添うように生きた人々をとらえた写真集。
 東京五輪直前の全盛期には、軌道総延長213キロ、41系統。1197もの車両が都民の足となっていた。朝のラッシュ時には、サラリーマンや学生で停留所はごった返し、幹線道路の真ん中を車両が忙しく行き来した。電車とともに写るのは、今や消え去った昭和の風景だ。リヤカーを引く自転車、大きな風呂敷を背負った行商の女性、停留所を遊び場にする子供たち。東京人ならずとも、懐かしさを感じるだろう。
 編著のBRCプロは、資料性の高い鉄道関連書の製作で定評があるグループ。撮影者の天野洋一氏は50年にわたり活躍した鉄道写真家で2004年2月に死去、本作が事実上の遺作となった。  

 


『北日本新聞 2005年1月16日(日)朝刊』
「貴重な昭和の記録」


 1972年(昭和47年)、荒川線を残して廃止されるまで、都電は当たり前のように東京の風景に溶け込んでいた。都電とそれに寄り添うように生きた人々をとらえた写真集。
 東京五輪直前の全盛期には、軌道総延長213キロ、41系統。1197もの車両が都民の足となっていた。朝のラッシュ時には、サラリーマンや学生で停留所はごった返し、幹線道路の真ん中を車両が忙しく行き来した。電車とともに写るのは、今や消え去った昭和の風景だ。リヤカーを引く自転車、大きな風呂敷を背負った行商の女性、停留所を遊び場にする子供たち。東京人ならずとも、懐かしさを感じるだろう。
 編著のBRCプロは、資料性の高い鉄道関連書の製作で定評があるグループ。撮影者の天野洋一氏は50年にわたり活躍した鉄道写真家で2004年2月に死去、本作が事実上の遺作となった。  

 


『旅行読売』 2005年4月号(No.648号)「特集:関東・関西ぶらり春の花散歩」



 巻頭に、祭りの人波に埋まる都電の写真と往事の路線図が載っている。昭和47年11月11日をもって、荒川線(早稲田〜三ノ輪)を残し東京から姿を消すまで、都電がいかに身近な存在だったかが伝わってくる。
 昨年亡くなった鉄道写真のプロの写真をもとに、実績ある製作集団が編んだ写真集(B5判)である。モノクロ写真206点を14地域(区)に分け収録している。表紙をリバーシブルにするなど、仕立てにも凝る。
 東京駅前を走る都電、湯島の梅を車窓から眺める乗客、都電と高速道路、一般道が交錯する渋谷駅前など、どのカットも過ぎし時代を映し出す。前景・後景をなす人々や街角が懐かしい。
「昭和40年代とっておきの東京」という副題も頷ける。  

 

 


『サライ』 2005年3月3日号(No.384)「大特集:サクラガサイタ」
「昭和40年代東京の路上風景が記憶の底に蘇る、優れた写真集」



 昭和38年10月から都電は徐々に路線を廃止していった。47年11月、荒川線(新宿区早稲田〜荒川区三ノ輪橋)だけを残し、ついに路線網は全廃する。
 本書は、かつて都会の路上で風景の主役を担っていた、都電の姿の記録だ。各写真は路線のあった区別に分けられ、車両形体と撮影年月日を付して撮影地点の簡潔な解説が綴られる。《3000形 門前仲町〜永代二丁目 昭和46年8月15日 富岡八幡宮の祭礼と深川まつり。数十基の御輿が永代通りを埋め尽くす。まき込まれた電車は走るのをあきらめ一緒に祭りを楽しむしかない》。
 文章からでも、脳裏に街角の映像が浮かび、写真を確認したくなってしまう。都電の印象が私たちに深く刻み込まれていることを、改めて認識させられる。優れた編集の成果を随所に感じる。  

 


『鉄道ダイヤ情報』 2005年3月号(No.251)「特集:湘南新宿ライン下篇」



 モノクロ写真による鉄道写真集。これまでに幾多の書籍、写真集のテーマに取り上げられてきた都電だが、本書に収録されている写真は、車両よりも、都電とともに生きる人々をテーマにしている感がある。
鉄道をこよなく愛しつづけた天野洋一氏の遺作集だ。

 


散歩の達人 2005年2月号(No.107)「特集:千住 THE 下町」
「ページをめくる冒険」



 都電が走る懐かしの風景を集めた写真集。どの写真がどの電停、どの区間で撮影されたものなのか、簡単な路線図と対照できて便利だ。
 舞台は昭和40年代。都電が廃止されてゆく時代である。だからなのか、いずれの写真も、ノスタルジーとともに一抹の悲哀を漂わせている気がする。車の波に飲み込まれ、あるいは祭りの喧噪に紛れて、心細げに佇む都電。風景の片隅にチラリと見えるその姿が、たまらなく愛おしい。

 

 


『鉄道ピクトリアル』 2005年3月号(No.758)「特集:常磐線今昔」



 鉄道会社勤務のかたわら末期の都電の姿を記録し続け、出版の夢を抱き続けながら2004年に他界した天野氏の作品を収録したオールモノクロ写真集。

 


『鉄道ジャーナル』 2005年3月号(No.461)「特集:車両色の現在」



 昭和40年代の東京都電の写真集。都電が走っていた都内14区と荒川線の各所で撮影。表紙写真のように沿線の人々が生活する場面の一部として撮影されたモノクロ写真206点を収めている。
 撮影地や専用・併用軌道の区別など、くわしいデータの入った路線図つき。
 表紙のカバーはリバーシブルで裏側は黄地に赤帯の旧都電標準カラーをあしらった別の表紙になっている。 

 


『鉄道ファン』 2005年3月号(No.527)「特集:101系その顔の世界」



 都電をこよなく愛して写真を撮り続けてきた天野氏の遺作を、親交のあったBRCプロがまとめたのがこの写真集である。都電の走った都内14区と旧王子電軌時代の雰囲気が残っていた頃の荒川線に分けて構成してあり、馴染みある区ごとに懐かしい都電の姿を楽しむことができる。また全カットごとに対応した撮影地図も掲載されている。各区ごとに都電に関する話、都電の歴史・電停名の変更・160形から7500形式までの17形式の車両説明などが氏のカットとともに記されており、ラストにはいつどこの路線が廃止され各区から都電の消えた日も解るようになっている。
 しかし本書の大きな特徴は、40年近く前の都内の街並みやそこで暮らす人々にポイントを置いた作品が中心になっていることにより、生活の中に溶け込んでいた都電の姿を現代へ伝えていることであろう。鉄道に興味のない方々にも十分見応えのある内容となっており、東京の昭和史資料としても貴重な写真が多数収録されている。
 6000形のペーパークラフト付き。
 なお、表紙カバーは写真編・イラスト編のリバーシブル仕様になっており、裏面は700形をモチーフとしてある。


『朝日新聞』 2004年12月28日(火)朝刊
「都電 愛し撮った206枚」



 かつて東京の街を走っていた都電を昭和40年代の街並みとともに写した写真集『都電 懐かしの街角』(明元社)が刊行された。2月に亡くなったアマチュア写真家天野洋一さん(当時68)=横浜市中区=の遺志を継いだ妻の郁代さん(63)が夫の写真仲間に呼びかけて実現した。
 都電をこよなく愛したという天野さん。1カット、1カットに天野さんの思いが投影され、評判だという。

 写真集に掲載されているのは全206カット。江東・墨田・台東の下町から、中央や港などのオフィス街まで、計14区の都電の風景が、解説や路線図とともに収められている。また、資料編として、廃止路線図が年代順に載せてあるので、都電の歴史が一目で分かる。鉄道ファンはもちろん、これまで都電に縁の薄かった人も楽しめるように編集されている。
 天野さんは都電をこよなく愛していたという。幼いころから鉄道好きで、趣味が高じて相模鉄道に入社、定年まで勤め上げた。運転士として勤務したこともある。
 本格的に写真を始めたのは1961年に郁代さんと結婚してから。休日になると、カメラを持って各地の鉄道や風景などを撮った。60年代半ばから、特に情熱を注いでいたのが当時、廃止されつつあった都電や、地元の横浜市だった。
 昨年4月、健康診断で大腸がんが見つかったときは、すでに手遅れの状態だった。病床でこれまで撮りためた写真を整理するなど、写真集出版に向けて準備を進めていたが、今年2月24日に亡くなった。68歳だった。
 線路際で遊ぶ子どもたち、編物をしながら電車を待つ行商の女性――。洋一さんの都電の写真には、沿線の人たちの何げない暮らしぶりが切り取られている。「いままでの都電の写真集とは、ちょっと趣が異なるカットが数多くある」と鉄道ファンにも好評だ。
 郁代さんは写真集をめくりながら、こう語る。
「主人は独特のアングルで都電を撮り続けました。常々、『誰が見てもきれいなものを写すのではない。写真だからこそ、きれいだ、と感じるものを撮りたい』と言っていました。どれもそういう写真です。主人の最後の願いがかなえられて良かった・・・」

2011-05-28 | Posted in 出版便りComments Closed 

 

日露戦争従軍記の名著『此一戦』と『肉弾』

 第二次世界大戦後、日本が平和国家となって消滅しましたが、明治三十八年(1905)からずっと、五月二十七日は「日本海海戦記念日」として国家の祝日でした。

 そんな日本が軍国主義であった時代のミリオンセラーでありロングセラーとなった2冊の本が桜井忠温(陸軍少将)の『肉弾』と水野広徳(海軍大佐)の『此一戦』です。

 この2冊はともに軍人文士による日露戦争の従軍記で、前者は二百三高地で有名な「旅順攻囲戦」、後者は、世界最強のロシアバルチック艦隊を破った「日本海海戦」の激烈な戦闘の様子が描かれています。

 2004年がちょうど日露戦争100周年で、その年にすでに入手困難となっていた日露戦争従軍記の決定版であるこの2冊を記念企画として復刊したところ、大変大きな反響がありました。

 そして本日、紀伊国屋書店新宿本店に行ったところ、『肉弾』、『此一戦』がなんと現代語訳が出版されておりました。昨年刊行のようです。しかも隣にはちゃんと弊社で扱っている原文の『肉弾』、『此一戦』(写真では、水色とオレンジ色の2冊)が揃えられていて、紀伊国屋書店新宿本店5階歴史書担当者の方の見識の深さに感心いたしました。

 原文は、明治期の文語と漢語による文章のため、現代人にはいささか読みづらいかもしれませんが、当時軍国少年たちは、苦もなく熱中してスラスラと読みこなしていた(私の文楽見物の師匠である東京陸軍幼年学校卒の大先輩談)そうなので、やはり両氏の品格と教養がにじみ出た格調高い文章は原文で読んでナンボだと思います。

 是非!
 

素晴らしき哉!充実の紀伊国屋書店新宿本店5階歴史書日露戦争棚。

 

 追記
 この二人のその後の人生も数奇で興味深いものがあります。水野広徳は、第一次世界大戦後のヨーロッパの惨状を視察して、反戦論者となって軍隊を辞めますが、桜井忠温は、出世して陸軍省新聞班長となります。
 これら二人の生涯をクロスオーバーさせて戦争と平和の問題を考察した名著があります。『帝国軍人の反戦 水野広徳と桜井忠温』(木村久邇典 著)です。実は二人とも愛媛・松山の出身で、もうひとつの「坂の上の雲」といった趣があります。

 

 

 

 横須賀の記念艦「三笠」売店でも販売しております。
 http://www.kinenkan-mikasa.or.jp/shopping/index.html

 

2011-05-17 | Posted in 出版便りComments Closed 

 

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